『人にも環境にも優しい商品を目指して』

2019.12.27

こんにちは!オンラインショップ担当の大塚です。
いつも当店をご利用頂きありがとうございます。

さて、今回は当店のお醤油の瓶について、お話をさせて頂きたいと思います。
皆さんは、リターナブル瓶という言葉を耳にされたことはありますか?

リターナブル瓶とは簡単にいうと、返却・詰め替えをすることによって何度も使用できる容器のことをいいます。お客様から返却された瓶は、綺麗に洗浄・殺菌されることにより再度使用する事ができます。この一連の流れが一体何を意味しているのでしょうか?すでにお気づきのことと思いますが、こうした動きが今世界的に注目されている環境に配慮した、とても有意義なことなのです。

地球の資源には限りがあります。今その資源は極限に近い状態まで減ってきていることが問題視されています。再使用することを選択せず、その都度新しいものを使用することは簡単なことかもしれませんが、その行為は近い将来の地球の環境を脅かす可能性が有ります。現在取りざたされているマイクロペット問題がそれです。

 



また、リターナブル瓶を使用することによって、プラスチックごみを削減することは、私達の日常生活で身近なエコバック活用の取り組みと同様に、海洋プラスチックゴミを減らし私達の大切な海を守ること、それは海の生態系を守ることといったプラスの連鎖を生み出すことに繋がります。さらには、マイクロペットボトルの人体への影響も懸念されていますが、リターナル瓶を使用することで、それらの問題もクリアになり、ゴミを減らし、資源を有効活用する。そういった環境への配慮を忘れずに生きていくことが、必要なのではないかと考えます。

これらの行動は国連が掲げるSDGsの12番に掲げられている『つくる責任。つかう責任』のテーマに沿った私達ができる一つのことなのではないかと思います。最近よく新聞などで目にするSDGs。2030年までの国際目標として、達成すべき目標として17の課題があげられています。その中の12番目の課題が、『つくる責任』と『つかう責任』なのです。

 

 


文字だけに焦点をあててみると、とても大きな範囲に及ぶテーマだと感じられる方も多いことと思いますが、目線を私達の生活の中に落とすと、それがとても身近なテーマであることに気づかされます。例を挙げてみると、食品ロスの問題もその一つです。スーパーの総菜コーナーで『これ、余ったらどうするんだろう・・・?』このように感じたことは、誰しも一度はあるのではないかと思います。簡易包装を心がける。冷蔵庫の中をスッキリさせる。これだけでも違いますよね。 当店は食品を提供する側として、『つくる責任』を、お客様は『つかう責任』を、双方が認識することによって、この課題をクリアすることに少しでも近づくことができるのではないかと思います。当店は、何よりも安全で美味しいお客様に満足頂ける商品を提供するだけではなく、これらに配慮したもう一つも二つも上をいった商品を提供できるように努めていきたいと考えます。


今だけではなく、私達の次の世代、またその次の世代にも、美味しいものを食べて心から感動して笑顔になってほしい。そんな想いを胸に、人にも環境にも優しい商品をこれからも創り続けます。